大阪 伊藤・園山司法書士事務所のブログ 2012年08月

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昔の借金は時効援用でなしにしましょう!(時効援用の詳しいお話)

2012-08-21
司法書士の園山です。


何年も放置しておいた昔の借金の督促が突然やってくることがあります。

そして督促状には、たくさんの遅延損害金が上乗せされていたりなんかします。

そんな時どうすればいいのでしょうか?


実は、貸金業者から借りたお金は、最後に取引のあった日から5年が経てば時効になり、払う必要がなくなります。(裁判を起こされ判決を取られている場合は後述します)

注意が必要なのは5年が経ったからといって自動的に借金がなくなるわけではないことです。

債務者が貸金業者に対して「時効を援用します」と意思表示をしてはじめて借金がなくなります。(通常、内容証明郵便でその意思表示を行います)

ですので、債務者が時効を援用するまでは、貸金業者も債務者に督促状を送り続けても法律的には問題ないことになります。

貸金業者にしてみれば、「債務者が時効を援用できることを知らないまま払ってくれたらラッキー!」なんて思いながら督促状を出しているのかもしれませんね(笑)。

世の中には時効期間が経過してしまった債権を二束三文で買いたたいて債務者に督促状を送りまくっている債権買取業者も存在します。

もう振込め詐欺と区別しにくいレベルの話ですよね。



貸金業者の請求に対して少しでもお金を払ったり今後お金を払うと約束する和解書を交わしたりすると債務の承認となり、法律的には時効を援用できなくなってしまいます。

貸金業者の中には債務者に直接電話したり訪問したりして威圧しつつ、最終的に「とりあえず今日1000円でも払ってくれ」と言ってくる場合があります。

これは、債務者に時効を援用することができなくさせるための手口です。

(※)この場合でもケースによっては貸金業者と時効援用で処理する交渉の余地のある場合もありますので、一度は司法書士に相談してみてください。



貸金業者が債務者に対し訴訟を提起し、判決を取っている場合は判決が確定してから10年経っていれば時効になります。

そのため、司法書士が昔の借金の督促について依頼を受けた時は判決を取られてないかが一番気になります。

ただ、意外と判決を取られていないことのほうが多いです。

ですので、昔の借金の督促が来たからといってすぐあきらめずに時効援用の余地がないか検討したほうがいいです。

昔の借金の督促が来た場合は、すぐに司法書士に相談しましょう。


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