大阪 伊藤・園山司法書士事務所のブログ 相続問題

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相続について(遺産分割か?相続放棄か?)

2012-06-08
こんにちは。司法書士の園山です。

最近は相続登記のご依頼が多く、あちこちの法務局に相続登記を申請中です。

法務局もかなり忙しそうです。

今日は相続についてお話してみたいと思います。

とりわけ、相続人が複数いる場合で、例えば、各相続人に3分の1ずつといった割合ではなく、特定の相続人が特定の不動産を取得するケースが大半を占めるので、これについてのお話です。

数人の相続人がいて、亡くなった方のある特定の不動産を一人の相続人だけが相続するという話がまとまった場合、その旨を記載した遺産分割協議書というものを作成し、相続人全員に印鑑を押してもらう必要があります。 

不動産を相続しない方が、その不動産について権利を取得しないからといって、特に相続放棄の手続きを取る必要はありません。

相続放棄の手続きをしてしまうと、当該不動産のみならず、借金もその他の預金等の財産も一切相続しないというとになってしまい、後から預金等の他の財産が見つかったとしても、相続放棄をした人は相続人でなくなるため、原則として相続放棄をしていない他の相続人が権利を相続することになってしまいます。

そうすると、その場合、見つかった他の財産を取得するには、裁判所に相続放棄の取消の手続きを行う必要が出てきて、更なるトラブルの元になることがあります。

しかも相続放棄の取消は、要件がかなり厳格でなかなか認められません。

そしてこれが一番重要なのですが、例えば、亡くなった方(例えば夫)の配偶者(妻)に相続させるために、子の全員が相続放棄をするということをしてしまうと子は相続人でなくなってしまうため、相続人は妻と夫の両親、夫の両親がすでに亡くなっている時は、妻と夫の兄弟姉妹となってしまい、両親や兄弟姉妹が相続権を取得できることになり、相続トラブルの原因となることがあります。

決して配偶者単独の相続となるわけではありません。

親孝行で相続放棄したつもりが、相続トラブルに巻き込んでしまうこともあるということです。

~まとめ~

相続放棄は被相続人に多額の借金がない限り特にする必要はありません。

自分の目的にあった手続きを選択することが重要です。


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